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雲伯堺
比婆山

古代信仰のルーツ
玉抱え石
(たまがかえいし)

比婆山山頂付近に点在する多数の丸い穴が空いた石群。「玉抱え石」と呼ばれるその石は古来より、魂の依代、子宝・安産の御神体として信仰されてきたと言い伝えられています。その正体は130万年前の溶岩湖が生んだ、地球の奇跡の石です。
溶岩湖の中では、水分などの揮発性成分が上部に集まり過飽和状態になります。何かのきっかけで気泡が発生すると、自由空間の中で球体になります。その球体を周囲のまだ固まっていない溶岩が包み込み、冷えて固まりました。内部には高温の水蒸気があったため、鉱物が粘土鉱物へと変質していきました。
内部は粘土鉱物化していますが、ストロンチウム・ネオジムなどの成分は周囲の玄武岩と同じ。形は全然違いますが、生まれた場所は同じ溶岩湖の中なのです。


130万年前の溶岩湖の中で生まれた球体
